リサーチセミナーは、最先端の医学研究者の方々に、自身の研究について、また医学研究一般についてわかりやすく語っていただくことで、学生の医学研究への理解や動機付けを高めるプログラムです。今年度は、「医学研究ってなんだろう」(針谷正洋先生)「医学論文の読み方」(岩井秀之先生)「小脳疾患の患者さんの診察から運動学習の基礎メカニズムに迫る」(水澤英洋先生)「臨床研究が示すもの」(大野喜久郎先生)という4回が開催され、複数のプログラム非受講者も聴講しました。
Yuya I.
EQ評価
イノベーター養成講座を履修し始めた1年生が最初にやるテストです。テストと言っても実際にはオンラインでアンケート程度の質問に対していくつかの選択肢から答えを選ぶだけなので、気負う必要はありません。(笑)これで自分のEQがどれぐらいなのかを測ります。EQとはEmotional Intelligence Quotient、具体的には批判的思考力、創造的思考力、チームビルディング力などにより構成される能力だそうです。IQが頭の良さ、やわらかさの指標なら、EQは心の豊かさの指標、といったところでしょうか。オンラインでテストを受けてしばらくすると結果が帰ってきて、みんなで集まって専門の先生からEQとはなんなのか、自分のEQの測定結果はどう見たらいいのか(これが高いということはこういう場面でこういう風にふるまえるということだよ、的な)、そして最も重要な、自分のEQ値を伸ばすためにはどうしたらいいのかを話し合います。このときに友達のEQ値と自分のEQ値を比較できますが、意外な人がリーダーシップ力が高かったり、物事に動じない人だったりがわかって、やるなあ!と友達を見直します。これは私の値が相対的に低かったからですが。(笑)そのセッションが終わったら最後として、後日スカイプ(音声のみ)で個別にコーチングを受けます。自分のEQ値という客観的数値を見てどう自己分析したか、それを受けてこの先どうなりたいか、そのためにはどうしたらいいか、1対1で30分くらい話します。コーチは気さくな人で、自分の言いたいことを言える雰囲気でした。これがEQ評価の全体的な流れです。イノベーター養成プログラムの最初のイベントなので、雰囲気がわからず最初は不安になるかもしれませんが、みんなこのイベントで、あっこのプログラムは先生方が生徒に自由に発言させてくれて、和気あいあいとやれて、あまりやったことのない楽しいことでできるやつだ!と気づきます。(実際学部の友達には、みんなイノベータープログラムは楽しそうにやってるよね、と言われますし、先生方も先生、というよりはもっと距離の近い手助けをしてくれる人、という感じです。笑)
外な長所短所も見えてきますし、やってよかったプログラムの一つです(#^.^#)
ゆか
楽しかったのはEQの専門家(?)の先生とのSkypeでのおしゃべり。自分に強みとなるスキルやまだまだ足りないスキルを知
ることのできる良い機会。先生
は話を引き出すのが本当に上手
くて、いつもは言葉に出して言
わないようなこと(決して怪し
いものではありません)を話し
てみるととてもスッキリした感
じがする。
ANDY
T.M
EQについて学び、詳細なデータをもとに自分のEQを批判的に評価することができた。特にどのようにしたらEQ向上につながるのかということに関して専門コンサルタントの方と個人面談をして具体的な方法を教えてもらえた
ので、EQ向上に努めるきっかけに
なった。また、ボールを使って相
手にある特定の感情(喜びや怒り
など)を抱かせるというゲームは、
創造的思考力を駆使しなくてはな
らないものだった。
このセッションは主にそれぞれの個人のEQの向上を目的としたものです。特に講師と一対一で
行った個人セッションでは自分の
EQについての具体的な向上プラ
ンも作成しました。一方で集合
セッションでは様々なグループ
や周りの人と共にやる活動があ
りチームビルディング力も鍛え
られました。
T.S
かわむー
初めてEQとは何かについて学ん
だ。自分の感情を評価したこと
は新鮮だった!個人プレーだっ
たので、リーダーシップやチー
ムビルディング力はあまり関係
しなかったかな。でも自分を客
観視するのにはとてもよい機会
だと思った。